「胃潰瘍」と「ストレス性胃炎」の違い
2025.11.11
院長 奥 久徳
院長プロフィール
- 平成21年3月 大阪医科大学医学部医学科卒業
- 平成21年4月 市立堺病院 研修医
- 平成23年4月 大阪赤十字病院 消化器内科 入職
- 平成26年4月 関西電力病院 消化器科肝胆膵内科 入職
- 平成29年5月 芦屋おく内視鏡クリニック 開業
- 令和06年5月 大阪なんば
内科・消化器内視鏡クリニック 開業
目次
胃潰瘍とは
胃酸が胃粘膜を深くえぐることで潰瘍を作った状態です。 主な原因はピロリ菌感染や薬(鎮痛剤やステロイド)などで、強い胃痛や黒色便を伴うことがあります。
ストレス性胃炎
とは 強い精神的ストレスや手術・大病による身体的ストレスで、胃酸分泌が増え、胃粘膜が炎症を起こした状態です。
症状の違い
胃潰瘍 → 空腹時の強い胃痛、吐血や黒色便
胃炎 → 胸やけ、食欲不振、軽い胃痛 胃カメラの役割 症状だけでは区別できません。
胃カメラで直接粘膜を観察することで、「がん」なのか「潰瘍」なのか「炎症」なのかを判定できます。 潰瘍が見つかれば出血や穿孔を防ぐ治療が必要になります。
FAQ
Q. 胃が痛いときは市販薬で様子を見ても良いですか?
→ 一時的な軽減は可能ですが、潰瘍がある場合は危険です。必ず胃カメラで確認を。
Q. ストレスで胃が痛いだけなら放置してもいいですか?
→ 放置は禁物です。がんや潰瘍を見逃す可能性があります。
まとめ:「ストレスかな」と思っても、必ず胃カメラで診断を。
大阪なんば内科消化器内視鏡クリニックでは、 鎮静剤で楽に受けられる内視鏡検査 女性医師常勤 土日祝も診療 当日検査対応 を提供しています。
「胸やけが続く」「便秘がひどい」「健診で異常を指摘された」など、少しでも不安があればお気軽にご相談ください。 当院では胃カメラは20歳、大腸カメラは30歳を過ぎたら一度受けることをおすすめしています。

