冬に増えるノロウイルス|感染性胃腸炎との見分け方
2025.11.18
院長 奥 久徳
院長プロフィール
- 平成21年3月 大阪医科大学医学部医学科卒業
- 平成21年4月 市立堺病院 研修医
- 平成23年4月 大阪赤十字病院 消化器内科 入職
- 平成26年4月 関西電力病院 消化器科肝胆膵内科 入職
- 平成29年5月 芦屋おく内視鏡クリニック 開業
- 令和06年5月 大阪なんば
内科・消化器内視鏡クリニック 開業
ノロウイルスの特徴
冬に流行し、強い吐き気・下痢・発熱を引き起こします。

感染経路と予防法
- ノロウイルスは、感染者の「ふん便やおう吐物」に触れることによる接触感染、乾燥したウイルスが舞い上がる「飛沫・エアロゾル感染」、汚染された食品(特に二枚貝など)や水からの「経口感染」など、複数の経路で感染が拡大します。
- 感染力は非常に強く、わずかな量でも感染するため、調理器具の洗浄・消毒、加熱調理、手洗いといった予防策が重要です
他の腸炎との違い
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ノロウイルス →発熱、腹痛、嘔吐、下痢などの症状が出現し、 数日で回復することが多い。
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細菌性腸炎 →上記症状とともに、 高熱・血便を伴うことがある。
受診の目安
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水分が取れない
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血便がある
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高齢者や子どもで症状が強い
FAQ
Q. ノロだと自己判断しても良いですか?
→ NGです。
まとめ:冬の胃腸炎は自己判断せず、必要なら医療機関へ。
大阪なんば内科消化器内視鏡クリニックでは、
鎮静剤で楽に受けられる内視鏡検査
女性医師常勤
土日祝も診療
当日検査対応
を提供しています。
「胸やけが続く」「便秘がひどい」「健診で異常を指摘された」など、少しでも不安があればお気軽にご相談ください。
当院では胃カメラは20歳、大腸カメラは30歳を過ぎたら一度受けることをおすすめしています。
