40代から増える!大腸ポリープの予防と対策

院長 奥 久徳
院長プロフィール
- 平成21年3月 大阪医科大学医学部医学科卒業
- 平成21年4月 市立堺病院 研修医
- 平成23年4月 大阪赤十字病院 消化器内科 入職
- 平成26年4月 関西電力病院 消化器科肝胆膵内科 入職
- 平成29年5月 芦屋おく内視鏡クリニック 開業
- 令和06年5月 大阪なんば
内科・消化器内視鏡クリニック 開業
大腸ポリープとは
大腸ポリープとは大腸の粘膜にできる「いぼ状の隆起」です。
多くは良性(腫瘍)ですが、その中の「腺腫性ポリープ(adenoma)」は大腸がんに進行する前段階とされ、注意が必要です。
ポリープからがんに進行するメカニズム
大腸がんの発生の多くは「adenoma-carcinoma sequence」と呼ばれる経路に従います。
つまり、最初は良性のポリープですが、数年〜十数年かけて遺伝子変異を重ねてがん化するのです。
早期に大腸ポリープを発見・切除すれば、大腸がんを未然に防ぐことができます。
食生活でできる予防
①野菜や果物を積極的に摂る(抗酸化作用)
②赤身肉や加工肉を控える
③アルコールを減らす
④適度な運動を継続する
これらはポリープ予防だけでなく、大腸がん全体の予防にも効果的です。
大腸カメラでの早期切除
大腸カメラではポリープをその場で切除できる点が大きなメリットです。
入院不要で日帰り治療が可能な場合も多く、「見つけたその日に治療できる」のが大腸内視鏡の強みであり、「
FAQ
Q. ポリープがあったら全部切るのですか?
→ 良性でも腺腫性ポリープであれば切除します。
当院の推奨
当院では、30歳を過ぎたら一度大腸カメラを受けることをおすすめしています。
ポリープがなければ2〜3年ごとのチェックで十分ですが、ポリープが見つかった方は翌年の再検査が望ましいです。
まとめ:40代から急増する大腸ポリープ、大腸がん。30歳以降の定期的な検査が、将来の安心につながります。
大阪なんば内科消化器内視鏡クリニックでは、
鎮静剤で楽に受けられる内視鏡検査
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土日祝も診療
当日検査対応
を提供しています。
「胸やけが続く」「便秘がひどい」「健診で異常を指摘された」など、少しでも不安があればお気軽にご相談ください。
当院では胃カメラは20歳、大腸カメラは30歳を過ぎたら一度受けることをおすすめしています。