健診で便潜血陽性が出たら必ず受けてほしい検査
2025.09.30

院長 奥 久徳
院長プロフィール
- 平成21年3月 大阪医科大学医学部医学科卒業
- 平成21年4月 市立堺病院 研修医
- 平成23年4月 大阪赤十字病院 消化器内科 入職
- 平成26年4月 関西電力病院 消化器科肝胆膵内科 入職
- 平成29年5月 芦屋おく内視鏡クリニック 開業
- 令和06年5月 大阪なんば
内科・消化器内視鏡クリニック 開業
便潜血検査とは?
健診で行われる簡単な検査で、便に混じるわずかな血液を検出します。
大腸がん以外でも陽性になることはあります。
痔や一時的な出血でも陽性になりますが、大腸の炎症、進行大腸がんや巨大なポリープの可能性もあるため放置は禁物です。
次に必要なのは大腸カメラです。
大腸カメラなら出血の原因を直接確認できます。さらにポリープをその場で切除できたり、出血原因をすぐに治療できる点が大きな利点です。
当院の考え方
便潜血検査が陰性でも30歳を過ぎたら一度大腸カメラを受けるべきです。
最近は大腸ポリープや大腸がんの発症年齢が若年化しています。
便潜血が陽性になりやすい隆起型のポリープもありますが、特に若年女性には便潜血が陽性になりにくい平坦型のポリープができている人が多いです。
健診で便潜血が出た方は、年齢に関わらず早急に検査しましょう。
まとめ:便潜血陽性は「要精査」のサイン。放置せず大腸カメラで原因を確認しましょう。
大阪なんば内科消化器内視鏡クリニックでは、
鎮静剤で楽に受けられる内視鏡検査
女性医師常勤
土日祝も診療
当日検査対応
を提供しています。
「胸やけが続く」「便秘がひどい」「健診で異常を指摘された」など、少しでも不安があればお気軽にご相談ください。
当院では胃カメラは20歳、大腸カメラは30歳を過ぎたら一度受けることをおすすめしています。